〔COPD〕怖いたばこの害

〔COPD〕怖いたばこの害

まず禁煙

COPD患者の大半は、長年喫煙していた人です。
たばこを吸っている限り、呼吸器に悪影響を与え続けるので、COPDの治療にはまず禁煙 です。
たばこ が引き起こすのは肺や呼吸器の病気だけではありません。
血圧上昇、動脈硬化、心筋梗塞、消化器の疾患、その他さまざまな病気のリスクが高まります。

たばこを吸っている人だけでなく、受動喫煙により、周りの人にも悪影響を与えます。
「人に迷惑をかけているわけでもないのに、たばこを吸っている人を非難するのはおかしい」とは言っても、たばこが要因で病気になれば健康保険で病院にかかります。国の医療費を使っています。保険を適用しても、高額な医療費がかかります。
経済的な面だけでなくCOPDにかかると不便な生活を余儀なくされ、将来苦しむのは喫煙者本人であり、COPDになってから後悔しても肺は元に戻りません。
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たばこはやめられない?

喫煙が長年の習慣となっている人は、なかなかやめられないのではないでしょうか。
意思の弱さだけではなく、一種の薬物依存状態(ニコチン依存)により、イライラしたり禁断症状が表れます。
たばこの本数を少しずつ減らそうと考える人もいますが、なにかのきっかけで元に戻ってしまいます。
お酒の席で禁煙中の人をからかって、たばこをすすめる人がいます。
また、すすめなくても「吸いたくなる状況」にあるはずです。
元々たばこを吸わない人は、どれだけすすめられても「吸いたい」という気がないため、
たばこを口にすることはありません。
「長年の喫煙で時々呼吸が苦しい、この苦しさから解放されたい」と強く決意した知人がスパッと禁煙 に成功しました。
ヘビースモーカーでしたが、今はまったくたばこを吸っていません。
減煙ではなく禁煙をしましょう。
最初はつらいかもしれませんが、禁煙1〜2週間目あたりから、あまりイライラしなくなります。
そのまま禁煙 を続けると、せきや息切れも改善します。