〔COPD〕怖いたばこの害

〔COPD〕怖いたばこの害

在宅酸素療法(HOT)

重症のCOPD患者でも在宅療養や外出を可能にする方法があります。
在宅酸素療法を行うのです。

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家庭のコンセントで使える。酸素濃縮装置(酸素吸入器)によって、カニューラという細いビニールのチューブを鼻に装着し、必要時あるいは常時、酸素を体に供給します。
通称HOT(Home Oxygen Therapy)とも言います。
酸素の吸入量は医師の指示通りにします。

●適応条件

病院から、医療用酸素を取り扱っている業者に取り次いでもらい、酸素濃縮装置をレンタルして自宅に設置します。
(液体酸素というものもあるが重たいし扱いが難しいとのこと)
月に1度、専門の業者が家を訪問して、機械に不具合がないかチェックをします。
レンタル料は1ヶ月約80,000円(2008年調べ)になります。
健康保険が適用されますので、
3割負担となった場合は約24,000円です。
それに加えて、毎月服用する薬代、定期検診にかかる費用も含めると、治療にかかるお金は結構高額になるのではないでしょうか。
外出のためだけではなく停電に備えて、ポータブル酸素ボンベも常備しておくと安心です。
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ポータブル酸素ボンベの持ち運び方

リュックサック型は重たいので体力がない患者には不向きです。
階段が多い場所を移動する際、健康な人が同伴してボンベを抱える時に使うと良いでしょう。

ポータブル酸素ボンベの種類

酸素濃縮器は家庭用コンセントがあれば24時間酸素が供給できますが、
ポータブル酸素ボンベは、1本に含まれる容量に限界があります。
外出時は酸素不足や電池切れに注意し、あらかじめ外出時間を計算しておく必要があります。